西石田
(にしいした)
江戸時代文久年間(1862〜1863年)
総漆塗平屋造りの神輿。明治10年代に一度修理が行われた。家々の庭先に神輿が担ぎ入れられるのは、各地区で多く見られるが、この神輿はさらに家々の台所まで担ぎ入れられた。さらに霊験あらたかであると言う事で、病人が居る家では中座敷まで担ぎ入れられた。珱珞(ようらく)に「いした」と入っているのも珍しい。